印(イン)・ムドラーとは、手指の形のことです。
ヨガを始める時や瞑想するときに、座って手指の形を示します。
これを、印相と言います。
日本の仏像にもそれぞれに「印」があるようで、それぞれの印相を知るだけでも身が引き締まる思いですが、実際にその印相で座るとさらに身が浄化される思いです。
通常、ヨガを行う時には、チンムドラ―やジュニア―ナムドラーが多いようですが、私は智拳印や阿弥陀定印なども使ってみています。
座り方は、安楽座又は半跏趺坐か結跏趺坐です。

1.印・ムドラーにどの様なものがあるか知りましょう。
- チンムドラー
- ジュニヤ―ナムドラー
- 禅定印
- 阿弥陀定印
- 智拳印
- アンチェイジングムドラー
1、チンムドラ―の組み方
ヨガでは、最も一般的な印相(ムドラー)です。
親指と人差し指の先をつけて、3本指は伸ばして、膝に乗せます。

2、ジュ二ヤーナムドラー
チンムドラ―と同じように親指と人差し指の先をつけますが、下向きにして膝に手を載せます。
3、禅定印(ゼンジョウイン)
身体の前で、左手の上に右手を載せ、両方の親指の先をつけます。
座禅をするときの印相ですが、禅定と瞑想、座禅は同じ意味のようです。
4、阿弥陀定印(アミダジョウイン)
阿弥陀如来の印相です。
チンムドラ―を組んだ手を体の前に置き。
左手の上に右手を載せ、人差し指の第二関節から先をつけて、親指の先も付けます。
禅定印の人差し指が上に上がった形です。
5、智拳印(チケンイン)
大日如来の印相です。
左手の親指を三本指で握り人差し指を立て、右手の三本指で左手の人差し指を握り親指で押さえて、親指を人差し指で押さえます。
6、アンチェイジングムドラー
自分で好んで使っている印相ですが、混ざっているようでどこから始めたか覚えていません。
右手は肩の前で親指と薬指をつけます。
左手は、親指と薬指をつけておへその前に置きます。
右手は肘から上を立てます。
左手は、手のひらを上に向けます。
自分に合った印相があれば、それを使えばよいと思います。